峠を訪ねる会 例会報告   (会報No.376号2003年7月より抜粋)

第566回関東ふれあいの道 埼玉県・No.4 峠の歴史をしのぶ道

5月25日(日) 晴 朝発日帰り

コースタイム   正丸駅9:15−→正丸峠10:20−→旧正丸峠11:00−→
          虚空蔵峠11:50 (峠飯店) 1:00−→
          大野峠2:30−→丸山3:05−→芦ヶ久保駅4:20 (解散
                   付近の地形図

駅前広場でミーティング。全工程15.6Kmのうち、後半の高篠峠と白石峠はNo,
12のコースと重複する事、グリーンラインは車と共同で危険なこと。白石車庫
からのバス便の少ないこと等を考慮して割愛し、丸山から芦ヶ久保へ下山する
旨をお話して出発ーーーー。
大蔵山集落の景色を楽しみながら沢沿いの道をゆっくりと登ります。途中、
伊豆ヶ岳との分岐・大蔵平で一息入れ、再び沢沿いの道を行くと登山道に入り
ます。しばらくは沢音が聞こえて穏やかな登りが続きます。やがて、正丸峠の
茶屋が見えてくると階段状の急登となりひと頑張りで正丸峠です。
国道を横切り階段を登って新緑の下の小広い場所で小休休憩。正丸山へは丸太
組の急な階段があったり思った以上に手強い登りです。次の川越山(766m)
までは穏やかな尾根歩きですが、ホットする間もなく665mの鞍部へ急降下
すると、吾野から秩父へ抜ける登山道が交わるとても風情のある旧正丸峠に着
きます。ここから虚空蔵峠までは小さな起伏が続きます。雑木の中の道やちょっ
とした岩場や植林の中の道もあり、見事な花をつけた山藤や、気付かずに通り
過ぎてしまいそうなサッキョ峠があったりと変化に富んだアップダウンの道です。
車の音が、静かだった山中に響くと虚空蔵峠です。朽ちた祠に石仏が祭られて
いる所で峠飯店です。
次の刈場坂峠は寄らずに大野峠に向かいます。所々で車道に出るもののほぼ
グリーンラインと平行して登山道があり、1時間半程で大野峠です。ここから県民
の森の中の遊歩道を歩きます。(丸山←→白石峠)の道標の所で本来のコース
とは反対方向の丸山(960m)へと向かいます。
頂に建つ展望台には寄らずにひたすら遊歩道を下った。芦ヶ久保果樹公園へと
続く広い道を下って再び山道に入ります。眼下が開けると果樹園の中を駅まで
20分ほどです。
秩父盆地に抜ける奥武蔵の代表的な峠は今なお侘しい風情が残るものもあり
ましたが、その多くは時の流れの中でその役目を終え、立派な観光道路が通り
賑わいを見せています。峠の来し方をそっと見つめる古い石仏や石の道標に
かろうじてその歴史を見た思いです。
ご協力ありがとうございました。

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